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FAQ

 

「つながらない」と言うときにこのページをご参考にして下さい。きっとヒントがあります。ここではハード的な確認をしています。メールなどの設定についてはサポートのホームページを参考にして下さい。
ルータの設定は?
ROUTER ?
ルータの基本設定を確認して下さい。
LAN側、WAN側の設定が正しくできていますか。
  • IP ADDRESS
  • SUBNETMASK
  • GATEWAY
  • DNS
  • 認証

ランプ類の確認をして下さい。取扱説明書と比較しつつ次の項目を確認して下さい。

  • LINK
  • WAN
  • POWER

電源リセットをして見て下さい。
今までは正常に作動していたのに突然動かなくなった場合は電源をリセットしてみて下さい。正常に戻ることがあります。再接続には10分間ほど時間が必要なプロバイダーもあります。

ルータの機種を換えると?
何故だか分かりませんが正常作動に戻ることがあります。最近の低価格ルータは安定作動とは言い難い商品もたくさんあります。機器だけの問題でもないようですがルータを換えると正常作動することがあります。

利用者側モデムの接続確認
DCMC
モデムには特に設定は必要ありません。出荷状態でモデム間通信ができるようになっています。コンピュータやルータの設定に間違いがないことが確認されている場合次のことを確認して下さい。

モデムのチャンネル確認
通常の出荷商品はCH3に設定されています。通信をするには同じチャンネルである必要があります。モデム裏側のシールで確認してください。

モデムのLEDを確認して下さい。

  1. POWER
  2. LINK/ACT
  3. Tx/Rx

POWER LEDは点灯していますか?
通常POWER LEDは点灯状態が正常です。消灯しているときはAC電源アダプタが抜けていないか確認して下さい。この場合次のようなことが予想されますので状況確認のうえ、状況が改善されない場合当社サポートまでご連絡下さい。

  • AC電源アダプタの挿し忘れあるいは抜けている
  • LED の故障
  • AC電源アダプタの故障
  • モデム本体の故障

LINK/ACT LEDは点灯していますか?
通常非通信時は点灯が正常状態です。LINK LEDはコンピュータとの物理的接続状況を確認できます。コンピュータの設定に関わらず点灯します。点灯していない場合は明らかに問題が発生しています。LAN側に信号が流れた場合は点滅します。

  • 消灯している場合は次の確認をして下さい。
  • UTPケーブルが挿されていない。
  • ケーブルのクロス/ストレートの種別を間違っている。PCとの接続ではストレートケーブルを使用します。
  • ケーブルの不良
  • ケーブルの反対端にPCが接続されており、起動している。
  • LED の故障
  • PCあるいはLANカードの不良

Tx/Rx LEDは点灯していますか?
Tx/Rx LEDはセンター側モデムとの通信状況を示しています。非通信状況では消灯しています。センター側とは定期的に信号をやり取りしますので、数秒間に1度点滅します。通信が生じると激しく点滅します。全く点滅しないときは次の点を確認して下さい。

  • 付属の同軸ケーブルがTVコンセントに挿されていない。
  • モデムSMA コネクタにケーブルが挿されていない。
  • 室内で分配器を多用しており信号が減衰している。
  • 室内ブースタを利用し、ブースタから信号を受けている。
  • ビデオやTV受像機から信号をとっている。

同軸ケーブルの状況に問題がないか確認し、TVコンセントから直接信号を受けて接続を確認して下さい。通信障害の原因として

  • 室内用同時ケーブルの破損
  • 信号の減衰
  • センターモデムの故障
  • 利用者側モデムの故障

等が考えられます。

①電源
ACアダプタにより電源を供給します。
②USB(設定用端子)
  特殊な設定を行うときに利用します。
③TVラインコネクタ(SMA)
  付属ケーブルでテレビ端子と接続します。
④Ethernet10BASE-Tポート
  UTPストレートケーブルでPCと接続します。
TV映像に障害が出る時
TV NOIZE
接続に問題があるとTV画面にノイズが出る場合があります。本線側の接続ミスと利用者側の接続ミスが考えられます。

本線側の確認
DMS900の接続が反対になっていませんか?
F端子の部分でシールド側のメッシュと心線がショートしていませんか。
ショートの確認はテスタで簡単に接続できます。

利用者側の確認
TVコンセントに接続する部分に利用するプラグの接続が間違えていることがあります。。
ケーブルにプラグを取り付ける場合に心線とシールド線がショート(くっついている)している場合があります。取付け部分を確認して下さい。付属のケーブル以外にもTVやビデオの接続部分でもショートしているとそこからノイズがTVに入りノイズの原因となります。
電源系からショート部分を通して電源ノイズが入ることがあります。電源系は機器のアースと共用されておりノイズをアースに流しており、このノイズが接続不良部などからTVに入り込むことがあります。大抵はショート部分を改善することで直ります。

本線の配線からの発信の可能性は?
ビルの幹線部分に設置する場合、TV増幅器が近くにあれば結線は必ずFコネクタなどの性能が保証されたコネクタで結線して下さい。シールドが弱いコネクタを利用されますとその部分から増幅器に信号が漏れ発信することがあります。増幅器の種類やモデムの設置位置等で状況が変化します。通信に影響が出る場合がありますので、十分注意して下さい。クライアント機に付属のケーブルをそのまま利用することは避けて下さい。必ずFプラグは取り外しFコネクタに換える必要があります。

COMPUTER ?
コンピュータの設定がダイアルアップとなっていませんか?
最もよくあるケースです。機種やOSによっては自動的にダイアルアップに設定が戻るようにしてあります。特に旧型の機種、OSで多く見受けられます。まず、ご確認下さい。

LANインターフェースのLINKランプは正常ですか?
LANカードやLANポートにLINKランプがある場合、ランプは正常に点灯していますか。ランプはコンピュータの設定に関わらず物理的接続により点灯します。LINK ランプが点灯していない場合次のような項目を確認して下さい。LINKが正常に行われなければ通信は全くできません。

  • UTPケーブルが挿されていない。
  • ケーブルのクロス/ストレートの種別を間違っている。モデムとの接続ではストレートケーブルを使用します。
  • UTPケーブルの不良
  • LED の故障
  • PCあるいはLANカードの不良
  • モデムの電源が入っていない

IPアドレスが取得できていますか。
一般的な設定ではIPアドレスはDHCPサーバにより自動で割り振る様になっています。このIPを確認することでコンピュータが正しく設定されているか否かが分かります。もちろんIPアドレスが正しくないとインターネットにはつながりません。確認は次の順序で行って下さい。(WINDOWSの場合:ただしVer.によって多少異なります。)

  1. 左下[スタート]より[プログラム]内のMS-DOSプロンプトを起動して下さい。Ver.によっては[アクセサリ]内にあることもあります。
  2. ipconfig /all と入力して下さい。
  3. 通常の場合、正しければ
    IP ADDRESS 192.168.???.???
    SUBNET MASK 255.255.255.0
    GATEWAY 192.168.???.1
    となっています。ただし、この値はルータの設定により変わりますので物件により異なることがあります。
  4. 特に
    IP ADDRESS 0.0.0.0
    SUBNET MASK 0.0.0.0
    となっている場合はコンピュータの設定が正しくありません。再度設定を見直して下さい。

ネットワーク管理者の方は
ネットワークの構築者がネットワークを調査する場合はコンピュータは手動設定により設定しテストをして下さい。テスト前には必ずコンピュータ同士を直接接続し、通信確認をした後にテストを始めて下さい。

通信チェックの方法
COMUNICATION CHECK
IP アドレスが取れていない、もしくはつながっているか否か分からないので確認したいと言う場合はMS-DOSモードでのPINGコマンドが利用できます。利用方法は次の様に行って下さい。
  1. 左下[スタート]より[プログラム]内のMS-DOSプロンプトを起動して下さい。Ver.によっては[アクセサリ]内にあることもあります。
  2. ping [GATEWAY ADDRESS] と入力して下さい。[GATEWAY ADDRESS]はルータのIPアドレスです。ipconfig /allで確認できるGATEWAY の数字を入力して下さい。通常はping 192.168.???.1となる場合が多いようです。
  3. REPLAY FROM ?????????????
    と戻ってくれば正常です。これ以外ですとルータまで通信が届いていません。

次に

  1. ping www.yahoo.co.jp と入力してみましょう。
  2. REPLAY FROM ?????????????
    と同じように戻ってくれば正常です。違う返事ですとDNSが正しく作動していない可能性があります。

これが正常なら次にメールサーバにPINGを飛ばしてみましょう。同じように

  1. ping [POPサーバ名]と入力します。[POPサーバ名]はメールアドレスの@の後ろの部分です。
  2. REPLAY FROM ?????????????
    と戻ってくれば正常です。これでメールができない場合はメールソフトの設定を再度見直して下さい。
センター側モデムの確認
DCM
モデムの確認は利用者側と全く同じです。ランプ類やチャンネルの確認をして下さい。

利用者室内側モデムと通信ができない。
利用者室内までのTV共聴ラインの再確認をして下さい。

  • ケーブルに断線はありませんか?
  • ケーブルの色やサイズがどこかで変わっていませんか?
  • バイパス処理をしていないブースタが残っていませんか?
  • V線が3C-2Vなど減衰の激しいグレードが使われていませんか?
  • 分配/分岐器が古い。BS対応でない。

通信試験を行うときの考え方
本システムは減衰やノイズには非常に強く旧式なTV共聴システムでも通信できますが、やはり限界はあります。信号の減衰を調べるにはスペクトルアナライザが必要です。
最低35dBuVあれば通信できますが、環境変化により信号強度も変化しますので45~50dBuV程度の入力を目安に考えて下さい。

一般的なルータの設定例
ROUTER CONFIGRATION

ここではYAMAHA RT105i/RTA55i/54iの設定例を示します。特にこだわりがなければこのまま入力すれば通信します。(注:ルータの設定に関するお問合せにはお答えできません。ルータメーカのカスタマーセンターにお聞き下さい。)

必要な情報

  1. 認証用IDとパスワード
  2. DNS
  3. 任意のパスワード二つ(ルータログイン用)

設定例

login password $$$$$                      ($$$$$にpasswordを入力)
administrator password $$$$$                  ($$$$$にpasswordを入力)
ip lan1 address 192.168.11.1/24                 (この設定が後で便利)
ip lan1 routing protocol none
ip lan1 rip listen none
ip lan2 routing protocol none
ip lan2 rip listen none
ip route default gateway pp 1 metric 1
nat descriptor type 1 masquerade
nat descriptor masquerade static 1 1 192.168.11.1 tcp telnet  (この設定が後で便利)
nat descriptor masquerade static 1 2 192.168.11.1 icmp *    (この設定が後で便利)
pp select 1
pppoe use lan2
pppoe auto disconnect off
ip pp mtu 1454
ip pp nat descriptor 1
pp auth accept pap chap
pp auth myname $$$$$ ?????                  ($$$$$にID、????にpasswordを入力)
ppp lcp mru on 1454
ppp ipcp ipaddress on
ppp ipcp msext on
ppp ccp type none
pp always-on on 60
pp keepalive interval 30 10
pp enable 1
httpd service off                       (105iでは不要)
httpd host none                        (105iでは不要)
dhcp service server
dhcp server rfc2131 compliant except remain-silent
dhcp scope 1 192.168.11.10-192.168.11.199/24          (この設定が後で便利)
dns server ###.###.###.### ###.###.###.###          (DNSを入力、4つまで、なくても可)
dns server pp 1
dns private address spoof on
analog supplementary-service pseudo call-waiting
analog extension dial prefix line
analog extension dial prefix sip 9#

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