FAQ
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ここではYAMAHA RT105i/RTA55i/54iの設定例を示します。特にこだわりがなければこのまま入力すれば通信します。(注:ルータの設定に関するお問合せにはお答えできません。ルータメーカのカスタマーセンターにお聞き下さい。) 必要な情報
設定例
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Q2 CATVで問題になっている流合雑音は影響ないのですか。 A2 問題ありません |
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Digital Wayはデジタル信号(イーサーネット信号)をそのまま利用していますので原理的に流合雑音は起こりません。これはイーサーネットの特徴で同時に2台以上のコンピュータが作動することはないためです。また、各端子から入力される信号はすべての能動機器でデジタル処理をされるため1回1回ノイズが除去されます。この結果、ノイズが流号することは決してありません。下記の表は郵政省の諮問機関であるCATV協議会が提出した流合雑音に対する対処方法です。イーサーネット方式が当社の方式です。 |
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Digital Wayと他のTV放送サービスについて
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Q4 CATVとはどのように繋げばいいのでしょう。 |
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インターネットのサービスをCATVから受ける場合は保安器後に2分配器を設置し、片方を増幅器に入力し、もう片方をケーブルモデムで受けた後に両方をHeadCubeに接続してください。 |
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Q5 有線放送をTV共聴ラインを通して供給する場合、Digital Wayとの周波数帯域の問題は生じないのでしょうか。 |
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大阪有線440、キャンシステムともに使用帯域が一部重複いたします。問題の帯域は低周波側で特に大阪有線の場合はD1~15チャンネルが聞こえにくくなるようです。対処方法としてはアップ/ダウンコンバーターをご利用になるか、別線対応にするのが根本的な方法です。利用者の合意のもとに対象チャンネルの劣化を許容しているところもあります。全てのチャンネルに障害が発生する訳ではありませんので既存場合は費用対効果の問題となります。下図はコンバータを使用する場合の周波数帯域の割当と考え方を示しています。 |
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Q6 WebM/SII (WebMix/Separator) の使用方法を教えて下さい。 |
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使い方は様々ですが、最も多い利用方法はTVアンプ(ブースター)のEthernet信号バイパス回路を作るときに使用します。他にもTV信号を加工したい場合にEthernet信号を前もって分離したい場合などにも使います。臨機応変な使い方ができますから、作動を十分に理解しておくことが必要です。
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Q7 インターネットマンションの各住戸が同時にインターネットを利用した場合に混信はしないのでしょうか。 |
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ここが変調方式を用いた放送や通信と異なるところです。テレビやアナログ通信では混信やノイズが問題となりますが、デジタルデータ通信ではこの問題は色々な方法で解決しています。これがデジタルのいいところで、デジタルテレビもノイズの少ない画面が期待されています。ところでLANではドライバーといわれるチップがあり、調整しています。ドライバーはネットワーク内に通信が流れているか否かを判断します。流れていなければ通信窓口を解放し相手先のコンピュータに通信を送ることを連絡し、通信を開始します。通信が流れていれば待機するようにコンピュータに指示を出します。ですから通信は必ず1対1で行われ混信は起こりません。同時に使っているように見えてもミリ秒で逐次通信が行われているのです。この通信方法をパケット通信と呼びます。 |
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ただし、推奨する同軸ケーブルは S-5C-LGH 以上のケーブルです。信号はどのような同軸ケーブルでも流すことができますが、ケーブルが劣化していたり、配線がショートあるいは断線している場合は使用できません。実績としては20年以上前の5C-2Vケーブルでも通信はできています。新築物件の場合はできうるかぎり最高のケーブルを使用して下さい。10年、20年後に差が出てくることが予想されます。 ケーブルの品質はネットワークの設計や総延長に影響します。新築物件の場合は指定のケーブル S-5C-LGH をご利用下さい。当社の損失は全て S-5C-LGH を基に算出しております。S-5C-FBなどの低品質ケーブルをご利用いただく場合は採用者の全責任で決定して下さい。LANの場合、低品質ケーブルを許容量以上使用すると通信が突然できなくなります。TV映像のように徐々に劣化することはありませんから注意が必要です。 |
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将来100Mbpsをサポートする商品を開発する計画はあります。しかし、現行商品とは使用周波数帯域が異なりますので利用できません。将来考えうる最も有効かつ効果的な方法は本線部分を100Mbpsとすることです。コストアップは最小限で効果は十分です。このほかスイッチを利用することもできます。 |
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ブースターは双方向、単方向を問わずLAN信号を通過させることはできません。さらにブースターにLAN側の信号を入れてはいけません。必ずLAN信号をカットしておく必要があります。ブースターを通過させるためにはWebMix/Separaterを利用して バイパス回路 をつくってやる必要があります。 |
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端子数は電波状態を考慮する必要があります。通常TV共聴では3~6個を直列ユニットでつなぎます。電界強度を計算して決定して下さい。設計上の目安は70dBです。実際には68dBあればきれいな画質が保てます。 |
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[Q13 テレビ画質に影響はありませんか。 |
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TV画像が映っている状況では全く問題ありません。カラーテレビの画像が白黒になっているようなことがあれば別ですが、常識の範囲内でTVが映っているという状況では影響は全く出ません。影響が出るような機器であれば商品として成り立たず、普及もしなかったと思います。実績が証明していますのでご安心下さい。 |
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全ての同軸配線が利用できますが、ケーブルの劣化や損失等は測定する必要があります。また、現行の機器は全く使用できません。分配器、分岐器を含めLAN信号は通過しません。交換またはLAN信号が通過しないように設計してやる必要があります。既存設備がどこまで利用できるか、どこまで使用するかは設計者の能力というところでしょうか。 |
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Q15 インターネットと接続する場合の必要な回線及び周辺機器は? |
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このほか電話回線、専用線の申し込み、プロバイダー契約が必要です。OCNなどのキャリアが行っているプロバイダーサービスでは全て行ってくれます。 PPPoEを利用するサービスは専用線ではありませんから、回線手配などは依頼者側で行う必要があります。 |
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サーバーを設置するとLAN全体のパフォーマンスは向上しますが、管理コストが上がります。業務ユース以外ではお勧めしません。サーバーはプロバイダー側のものを使うのが望ましいでしょう。 |
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Q17 ルーターやサーバーはどこに設置すればいいのでしょう。 |
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マンションや寮などで人が触れるところにおくのは余り安全とは言えません。さらに室内に向かう線(支線)では他の階でコンピュータを設置することが考えられます。このコンピューターが正常に作動すれば問題はありませんが、ノイズなどを発生させた場合LANから切り離されます。そうなるとLANとルーターの接続が切れることになるのです。このため設計に余裕があればバックボーンにルーターやサーバーを付けるほうが安全度が高いと言えます。一般的な取り付け時のサイズは ここ を御覧ください。 |
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LANの設計次第で無制限にLAN接続が可能です。この場合各種の知識が必要です。この知識を持った人をシステムインテグレーター(SI)と言います。Digital Wayの認定者はこの知識を十分に習得しなければいけません。 |
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Q19 全室WebGate-2に取り換える必要があるのですか。 |
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ビル全てを一度に交換する必要はありませんが、ランダムな交換はできません。ライン単位に交換して下さい。 |
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例えば物理的な障害がない場合、4人×2日で工事することが可能です。ただし、作業者が未熟であると必要以上に時間がかかります。作業手順など熟知しておく必要があります。予定を組む場合、予備日は必ずとっておいて下さい。 |